薬との上手なつき合い方

 薬は、病気の治療や健康の維持にとても大切ですが、飲み過ぎや飲み合わせによっては、健康に悪影響を与えてしまうこともあります。多剤服用等による薬物有害事象の増加は、高齢者の健康にとって大きな問題となっています。

 また、複数の薬局に通っている方は、それぞれの薬局で効き目が同じ薬をもらうことで、薬が余ってしまいがちです。残薬を減らすことは、医療費の節約にもつながります。

 薬との上手なつき合い方を身につけましょう。

 

飲み過ぎ、飲み忘れ、飲み合わせにご注意を


 薬の飲み過ぎ(過剰服用)は、ふらつき、転倒、排尿障害、うつなどのさまざまな副作用につながります。反対に、薬を飲み忘れたり、自己判断で使用を中止したりすると、病気の悪化につながってしまいます。医師や薬剤師の指示に従い、適切な量を服用しましょう。

 また、薬には、同時に服用すべきではない組み合わせ(併用禁忌)があります。飲み合わせが悪い薬の服用を避けるためには、お薬手帳を活用し、使用している薬は全て、医師や薬剤師に正確に伝えましょう。

 

「お薬手帳」は1冊に


 薬の種類や量を記録する「お薬手帳」は、1冊にまとめることで、薬剤師から適切なアドバイスを受けることができます。

 

かかりつけ薬局に相談しましょう


 複数の薬局に通っていると、薬をもらい過ぎてしまったり、飲み合わせの悪い薬の確認ができなかったりします。近年、高齢者の多剤服用による薬物有害事象(ポリファーマシー)が、大きな問題となっています。

 本広域連合では、複数の薬局に通っている方へ、「薬局のご利用に関するお知らせ」を送付しています。通知が届いた方は、ポリファーマシーを防ぐためにも、かかりつけ薬局を持つことで、薬との上手なつき合い方について適切なアドバイスを受けましょう。

薬局のご利用に関するお知らせ【見本】(PDF:111KB)

チラシ「薬との上手なつき合い方を身につけましょう」(PDF:281KB)

 

問合せ先

埼玉県後期高齢者医療広域連合 給付課 給付担当

TEL:048-833-3130

FAX:048-833-3472

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